巻物

作業前の準備

ほこりや汚れ(可能な限り)等除去等をしたのち、各ページの傷み具合等をチェック致します。その後下記工程によりデジタル化致します。

作業する際は、必ず手袋を着用しています。

サービスのメリット

長尺の巻物、資料の中身を確認するだけで一苦労。しかし、デジタル化することで、閲覧や共有が簡単になり、閲覧の際に生じる巻物自体の劣化を防げるようになります。

スキャナーには非接触オーバーヘッドスキャナーを使用し、資料を上向きのまま、無理な圧力をかけないでスキャンできる為、貴重な資料も傷めません。

詳細部分まで鮮明にスキャンできる為、データを合成する際、つなぎ目も自然に繋がります。
※非常に高画質である為画像を拡大すると肉眼では確認できないようなものが発見出来る事もあります。

サービスの内容

A1サイズまでなら1度でスキャンできますが、それよりも大きい場合は複数回に分けてスキャンします。

①巻物の現状(長さ損傷の程度)を確認し、長尺の巻物は、画像合成が必要となる為、極力誤差のないようスキャンエリアを事前に決定します。

②お客様のご希望に合わせて解像度、カラーモード、ファイル形式などを設定します。

③左右にスタッフを配置し巻き取りながらスキャン作業を行います。

④少しずつオーバーラップ(重なる部分を作りながら)しながらスキャンします。

⑤スキャン終了後全ての画像をチェックしスキャン漏れのない事を確認し、それぞれの画像を合成し1枚もののデータに仕上げます。